フジテレビ系月9枠にて連続ドラマ『ガリレオ 第1シーズン』の第2話「離脱る(ぬける)」が2007年10月22日(月)に初回放送されました。主演は福山雅治さんです。
今回は2022年夏にTVerで限定配信されていたものを視聴しました。
今回は事件そのものではなく、容疑者のアリバイに関わってくるお話でした。
【ガリレオ 第1シーズン】第2話の簡単あらすじ
殺人事件の被疑者として取り調べを受けている栗田信彦(石井正則)のアリバイとなる赤い車を、小学生の上村忠広(今井悠貴)が幽体離脱して目撃したと名乗り出た。
【ガリレオ 第1シーズン】第2話のネタバレあり感想
以下、『ガリレオ 第1シーズン』第2話の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。
相変わらずかっこいい湯川先生
相変わらず湯川先生(湯川学役:福山雅治さん)がかっこいいです。
頭脳明晰で運動神経も抜群とか盛り過ぎてて倒れます。
数式を即座に体に流し込めるのが天才ですわ。
弱点は女性でしょうか。
一部情報が隠された状態でも、自らピースを探し出し正解を導き出すのはかっこよかったです。
父を思う子どものウソ
忠広くん(上村忠広役:今井悠貴さん)は、幽体離脱の証言が全て同じ内容で、覚えて言わされているんだなと思うと悲しくなりました。
お父さん(上村宏役:小市慢太郎さん)は思い描いた仕事からそれていって、借金もかさんで、安直なお金もうけに走ってしまったんですかね。締め切りに追われるのも嫌になったんですかね。
忠広くんは最後までお父さんをかばい続けるかと心配しましたが、大人でした。切ないです。
お父さんと笑っておいしいものを食べたかっただけなんでしょうねえ。
竹田さん(竹田幸恵役:虻川美穂子さん)の最初の登場時ルンルンだったので、好意があるのかな?それとも演技仕事がうれしいだけかな?と思ったら前者で、影になるところは控えめであぶちゃんの演技はとても良かったです。
なので、最後に上村親子を追いかけて帰るシーンはじんわりしました。
竹田さんの存在が、上村さんを正常な思考に戻してくれると信じています。
忠広くんの証言を、熱に浮かされた幼い子の証言だからと門前払いすることもできたはずなのに、丁寧に対応して警察、というか内海さん(内海薫役:柴咲コウさん)は偉いと思いました。それだけにテレビ出演のひどさが際立ちました。
工場長はキーマン
私は真面目に演技をする蛭子さん(中上役:蛭子能収さん)がひそかに好きなので、思ったより出番があって良かったです。
工場長が実は犯人ではないかなと願ったのですが、そうではなく残念でした。しかし、キーマンでうれしかったです。
まさか工場で事故が発生していて、開けていないと言った裏扉を開けていたとはしてやられました。
暑い日なのも相まって蜃気楼が発生していたとか神秘的です。
本当は幽体離脱を科学的に証明してほしかったんですけどね~そこがウソの証言だったのは残念でなりません。
でも科学の入る余地があって良かったです。
湯川先生の実験も、機械を見ると分かりにくそうなのに、実際の実験や回想を入れることで分かりやすくなっていてドラマ・ガリレオすごいなってなります。
犯人
事件の犯人はまだ見ぬ被害者の恋人でした。
犯人を推理するだけがガリレオではないのだと心に刻みました。
やっぱり個人的には犯人を追い詰める1話のような展開の方が好きです。
栗田さん(栗田信彦役:石井正則さん)は、奇跡的な蜃気楼と忠広くんの偶然の行動のおかげで冤罪にならずに済んで良かったですね。
警察から開放されたシーンでは、弓削刑事(弓削志郎役:品川祐さん)と胸にくるやりとりが入るかと期待したら何もなくて、あぁ……うん……ってなりました。
次回
次回はポルターガイストです。
事件は起こらなさそうですかね……? 湯川先生の女好き(?)が顔を出すのでしょうか。
【ガリレオ 第1シーズン】第2話のキャスト(敬称略)
湯川学(帝都大学理工学部物理学科第13研究室・准教授):福山雅治
内海薫(貝塚北署の新人刑事):柴咲コウ
弓削志郎(貝塚北署刑事):品川祐
村瀬健介(物理学科第13研究室の学生):林剛史
谷口紗江子(物理学科第13研究室の学生):葵
小淵沢隆史(物理学科第13研究室の学生):福井博章
渡辺美雪(物理学科第13研究室の学生):高山都
森英太(物理学科第13研究室の学生):伊藤隆大
柿坂千鶴(貝塚北署女性警察官):山崎真美
栗林宏美(帝都大学理工学部物理学科、湯川の助手):渡辺いっけい
栗田信彦(ハートフル生命保険外交員):石井正則
中上(ガラス工場の工場長):蛭子能収
城ノ内桜子(監察医):真矢みき
上村宏(フリーライター、忠広の父親):小市慢太郎
上村忠広(小学生、宏の息子):今井悠貴
竹田幸恵(焼き肉屋店主):虻川美穂子
海老原敬介、青木一、石塚初美、安達光浩、山口菜穂子、藤村さおり 他