フジテレビ系月9枠にて連続ドラマ『ガリレオ 第1シーズン』の第1話「燃える」が2007年10月15日(月)に初回放送されました。主演は福山雅治さんです。
初回は15分拡大放送です。
今回は2022年夏にTVerで限定配信されていたものを視聴しました。
15年近く前のドラマになるんですね!
新作ドラマと映画が公開されるので、それに合わせた配信で視聴させていただきます。
人気作のガリレオ第1話ですから、どんなに豪華だろうと期待をしたら、意外と普通のドラマの1話で、思った以上に人気が出たのかなあなんて思いました。
インパクトは大きかったです。
そして、頭脳は第1話からハイレベルでした。
【ガリレオ 第1シーズン】第1話の簡単あらすじ
夜、公園で騒ぐ若者の1人の髪の毛が突然燃え出した。不可解な事件を得意としていた草薙俊平刑事(北村一輝)が警視庁へ栄転するため、内海薫刑事(柴咲コウ)は事件解決を率先し、草薙の勧めで帝都大学の湯川学準教授(福山雅治)を訪ねることにした。
【ガリレオ 第1シーズン】第1話のネタバレあり感想
以下、『ガリレオ 第1シーズン』第1話の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。
放送当時の記憶
当時視聴したことがあるものの、事件自体は全く覚えていなくてワクワクしました。
覚えていたのは「実に面白い」、大掛かりな実験、謎解き時の数式書きくらいでした。
いっけいさん(栗林宏美役:渡辺いっけいさん)を見た時には、あーこれこれって懐かしくなりました。湯川先生(湯川学役:福山雅治さん)に振り回される栗林さんが好きなんです。並んで釣りをする仲とはちょっとびっくりです。
相棒は柴咲コウさん(内海薫役:柴咲コウさん)の印象が強いかもと思っていたら、主題歌を歌っていた影響もあるのかもしれません。
品川さん(弓削志郎役:品川祐さん)と北村さん(草薙俊平役:北村一輝さん)の出演はそういえば……くらいの記憶力でした。
湯川先生がとにかくかっこいい
湯川先生がかっこいいです。
笑顔が少ないのがまたいいです。
この顔の美しさで顔を近づけられたら骨抜きですわ。って、近づけられる内海さんも美しいんですけどねー!
男は女の涙に弱いって、湯川先生くらい頭が良ければ、話の違和感に気付くかと思ったらすっかりだまされてて、かわい過ぎか?ってなりました。でもちょっとは気付いてほしかったです。科学的に見抜いて追い詰めるところを期待してしまいました。
ドラマの受け売りとはやられました。
湯川先生は頭が固そうだと思っていましたが、プラズマ自然発生説でさらっと誘導のタネをまける辺り、機転も利いて、勉強ができるだけの人ではないのだなと感心しました。
謝罪ができるのにも驚きです。
知的犯人
今回は、最初から犯人判明型でした。
犯人である金森さん(金森龍男役:唐沢寿明さん)は、穏やかそうに見えて、机をガンガン、床をドンドンやっちゃうような二面性のある人でした。怖いです。
唐沢さんの演技がうまいです。イケメンを隠しおおせる地味さと、テープどりも穏やかな外面がよく出ていて、怖い内面は言わずもがなでした。
ガラケー時代に驚いているのに、精密そうな機械に、遠隔操作。金森さんの頭脳が湯川先生に近いところにあるのではないかと1話から驚きです。それとも、あの工場ではそれが当たり前の知識なのでしょうか。すごい世界です。
最初、湯川先生が実験し始めた時には理解ができるか不安しかなかったのですが、分かりやすく描いてくれて納得できました。
実際の現場ではカーブミラーなど、その場にあるものを利用して実行していたのかと思ったら、小さい鏡のようなものを湯川先生の実験同様に所定の位置に設置していて、それで疑問点が解決されました。
そして来る日も来る日も照射し続け、金森さんのねちっこさが見てとれます。
42回の殺人未遂ってなかなかのパワーワードです。
被害者もそれまでに改心してくれれば良かったし、警察が強気で介入してくれればこんなことにはならなかったのかなと残念でした。
湯川先生の助言のおかげで、傷害致死にならなくて良かったです。二段構えの構成が面白かったです。
人を手にかけてしまった後の朗読があんなに穏やかな声なわけがないという内海さんの発言も納得でした。
次回
次回は幽体離脱の話です。
幽体離脱が科学で証明できるなんて興味深いです。
【ガリレオ 第1シーズン】第1話のキャスト(敬称略)
湯川学(帝都大学理工学部物理学科第13研究室・准教授):福山雅治
内海薫(貝塚北署の新人刑事):柴咲コウ
草薙俊平(貝塚北署から警視庁へ栄転する刑事、湯川の大学時代の同期):北村一輝
弓削志郎(貝塚北署刑事):品川祐
村瀬健介(物理学科第13研究室の学生):林剛史
谷口紗江子(物理学科第13研究室の学生):葵
小淵沢隆史(物理学科第13研究室の学生):福井博章
渡辺美雪(物理学科第13研究室の学生):高山都
森英太(物理学科第13研究室の学生):伊藤隆大
柿坂千鶴(貝塚北署女性警察官):山崎真美
門松マキ(貝塚北署女性警察官):小林きな子
青柳塔子(貝塚北署女性警察官):三浦まゆ
栗林宏美(帝都大学理工学部物理学科、湯川の助手):渡辺いっけい
時田栄作(時田製作所社長):小林すすむ
城ノ内桜子(監察医):真矢みき
金森龍男(時田製作所従業員):唐沢寿明
海老原敬介、青木一、鈴之助、CHIKARA、制野峻右、田島亮、北村燦來、三上市朗、橘ユキコ、青木和代、ムロツヨシ、林田麻里、杉森大祐、坪井彰宏、永野宗典、本多力、前川千紗、坂口エリー、林君佳、高橋慶子、Jillian、Victoria C.、斉藤舞子、小谷津央典、喜山茂雄 他