テレビ東京系月曜プレミア8枠にて2時間ドラマ「小杉健治サスペンス 当番弁護士 梶原藤子の事件ファイル~鬼子母神の女」が2021年10月4日(月)に放送されました。松下由樹さん主演のシリーズ第2作目になります。
【当番弁護士 梶原藤子の事件ファイル(2)】あらすじ(引用)
弁護士の梶原藤子(松下由樹)は、弁護士会から派遣される「当番弁護士」として美容業界のカリスマ・司万里子(浅野ゆう子)の接見を依頼される。万里子にはジャーナリストの菱田(大浦龍宇一)を殺した容疑がかけられていた。
引用元:小杉健治サスペンス 当番弁護士 梶原藤子の事件ファイル 公式サイト© TV TOKYO Corporation All rights reserved.
【当番弁護士 梶原藤子の事件ファイル(2)】ネタバレあり感想
以下、「当番弁護士 梶原藤子の事件ファイル(2)」の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。
ゲスト感想
浅野ゆう子さん4年ぶりのサスペンスドラマ出演
浅野ゆう子さんは4年ぶりのサスペンスドラマ出演とのことなのですが、そんなに出演されてなかったのかとちょっとびっくりです。(司万里子役:浅野ゆう子さん)
2017年放送の「みなと署落とし物係 秘密捜査官 危険な二人」が最後のようです。
再放送の2時間サスペンスを見ているのでそれほど期間が空いているように感じなかったようです。
榎木孝明さん
榎木さん(本多憲一役:榎木孝明さん)が警備員役だったので、イケおじオーラがありすぎてそんなチョイ役なわけはないだろうと思っていたら色々と体を張っていてビックリしました。
…美人なの…か?
大好きすぎます。
ストーリーの構成上しょうがないとはいえもっと大々的に宣伝してほしかったです。
前作を思い出しながら視聴する
当番弁護士の1作品目を見たと思うけどどんな雰囲気の作品だったか全く思い出せないまま見始めたのですが、印象の強い設定が多く見始めるとちゃんと思い出しました。
前作でもお義父さん(梶原萬治役:田村亮さん)の羽子板が素敵だなぁと思ったりナンノさん(村川泰江役:南野陽子さん)美しいと思ったり、思い出すのも楽しかったです。
犯人予想と実際
鬼子母神
鬼子母神がモチーフの話は固かったり息苦しいものが多いのであまり好きではないのですが、展開はある程度読めてしまったものの面白かったです。
おびき出し作戦はあからさまな棒演技すぎて笑
いまいちでしたが…カーペットに当時の痕跡が残っていたと、おびき出された側はなぜわかったのでしょう。
あー家全体を消し去るのかぁと思ったらカーペットだと言われて疑問に思いました。
カリスマさんが母親で警備員さんが父親でってなったときにはうん、うんそうだろうねぇって感じで、鬼子母神という情報が無ければそうなの?!(号泣)ってなっていただろうなと思いました。
娘さんの思い
でも過去の事件は娘さん(矢代沙織役:吉本実憂さん)が中心人物だったとわかってビックリしました。そうきたかと。
娘さんを非難から遠ざけるために離れたお母さんでしたが、娘さんに事情を説明しなかったせいで自分が手を汚してしまったから捨てられたと娘さんは思ったわけですね。
回想を見ると親子3人合意の上での別れかと思うのに、娘さんが母親はいませんみたいな態度はどういうことかと思ったら…
カリスマさんが自分を責めたのもわかりますが、まずは娘さんの気持ちに耳を傾けるべきだったのかなあと思います。
と言いながら、自首をする葛藤は無かったようなので残念です。
冷静になって振り返る
よくよく考えると今回の舞台、犯罪者しかいなくない?とめちゃめちゃ怖くなりました。
唯一の何もなかった施設長は、配役が布施博さんということで
実は全然鬼子母神関係なく施設長さんが犯人なんじゃない?と思わせてくれて良かったです。
【当番弁護士 梶原藤子の事件ファイル(2)】主な出演者・キャスト(敬称略)
梶原藤子:松下由樹
高林信介:中村俊介
村川泰江:南野陽子
大西虹子:松原智恵子
大西皐月:小林綾子
大西純平:橋本じゅん
矢代沙織:吉本実憂
梶原翼:喜多乃愛
司万里子:浅野ゆう子
飯沼和代:真飛聖
菱田十三:大浦 龍宇一
岡谷文夫:布施博
本多憲一:榎木孝明
梶原萬治:田村亮
ほか