【ドラマスペシャル 欠点だらけの刑事(2)】ネタバレあり感想/部屋を綺麗にしよう

ドラマスペシャル 欠点だらけの刑事(2)感想2時間ドラマ・サスペンス感想

テレビ朝日系にて2時間ドラマ「ドラマスペシャル 欠点だらけの刑事」が2021年9月22日(水)に放送されました。小日向文世さん主演の約3年半ぶり、シリーズ第2作目になります。

【欠点だらけの刑事(2)】あらすじ(引用)

 百野冬美男(小日向文世)は神経質で臆病者、トラウマだらけ…と不器用で“欠点”ばかりの男だが、刑事としては至極優秀。これまでペアを組んでいた万城目千鶴(森口瑤子)が刑事課長に昇進したため、新たに新人刑事・一ノ瀬貴一(工藤阿須加)と捜査に当たるよう命じられるが、もともと他人と行動を共にするのが苦手な百野にとっては苦痛でしかない…。

 そんなある日、今、大人気の収納家・長谷川凛子(原沙知絵)の自宅兼仕事場で空き巣事件が発生。

引用元:欠点だらけの刑事 © tv asahi All rights reserved.

【欠点だらけの刑事(2)】ネタバレあり感想

以下、「欠点だらけの刑事(2)」の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。

新シリーズと勘違いしていました

てっきり新シリーズと思っていたんですがシリーズ2作品目なんですね。

ホームページを見て気づいて、じゃあ1作目は見逃したのかと思って調べたらしっかり見ていました。

小日向さん(百野冬美男役:小日向文世さん)のこのキャラクター像は嫌われ監察官音無さんで既視感があるのかと思っていましたがこんなに一切覚えていないことも滅多にないので悲しいです。インパクトのあるタイトルなのになー。

以下の感想は新シリーズと思い込んで書いています…
が大体気に入っているところが1作目の感想と似通っていて感性の変わらなさに苦笑いです。

1作目の相棒が森口さん(万城目千鶴役:森口瑤子さん)だったということで、フレンドリーさに納得です。
2作続けて見返したいです!

人物関係が好き

相棒役は誰かなーどんなキャラかなーと思ったら工藤阿須加くん!(一ノ瀬貴一役:工藤阿須加さん)

偏屈にわんこ系相棒は好みにバッチリです。

刑事課みんなに数字が入っているのがわかりやすくていいですね。
主人公が百で相棒が一という大小表しているのもいいです、まぁさらに万がいますが。

元奥さん(橋本紗代役:西尾まりさん)とその現旦那(橋本岳太郎役:大谷亮介さん)がいる寮で暮らすっていうのはちょっと…って思いましたが周辺幼なじみ同士で固めているのは嫌いじゃないです。

全体の感想

内容は思ったよりはコメディ色にちょっと物足りなさがありました。

ブラックジョークぎみな嗜好になるからですかね、もしかすると刑事課のほかのメンバーにももっとノリに混ざってきてほしかったのかもしれません。

主人公が天才的すぎるが故ですね。

その代わりサスペンスの面で面白かったです!

無駄なシーンがなかったのではないかというくらいつながっていました。あからさまだろ!ってシーンもありましたがここにつながってくるんだ~と感心しながら見ていました。

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ドラマの犯人は

亀田さん(亀田亜希恵役:安藤玉恵さん)が真犯人ということですが、昔凛子先生(長谷川凛子役:原沙知絵さん)に迷惑をかけたっていう思いがずっとあったんでしょうね。

ライバル同士が実はツーカーだったっていうのは頭に入れていなかったのでそうかなるほどなぁとなりました。

しかし犯行のスイッチの入り具合が迫力ありすぎでした。
ホラーが苦手な人とかは見るのを避けた方が良いかもしれないですね。

裏切りのきっかけは何だったのでしょう

スタッフさん(鹿野秀美役:山谷花純さん)の凛子さんを裏切るきっかけというのがいまいちピンときませんでした。

それまで慕っていたというならなにかコレっていう出来事がありそうなのですが、自分にチャンスがないのがわかったからというのがいまいち説得力に欠ける気がしました。

うまくいかないことがじわじわと自分の中に積もっていったのでしょうか。

何かに背中を押されないと実行にまでは移らないと思っているのでちょっと消化不良です。

影響としてはヤバい彼氏と付き合ったからっていうほうがありそうに見えました。

主人公が実家を訪ねた際にお母さんが号泣で、殺人の疑いがかけられていて娘を心配するのはわかるのですが現在の就職のことも後悔している口ぶりだったので疑問に思ったのですが、娘さんが脅迫していたこととか全部聞いていたんだろうなと最後まで見て(勝手に)腑に落ちました。

おじいさんとの関係性

頑固なおじいさん(金子武雄役:不破万作さん)は、穏やかになっていたのにバスタオルを捨てられ凛子先生に激高したのはなぜだったのでしょう。

亀田さんではなく凛子先生に怒っているように見えたのですが、おじいさんの中では亀田さんのほうが心を許していたのでしょうか。

今までよくしてくれてありがとうより捨てられて怒鳴りつけられるのは悲しいです、
けどおじいさんも自分の中で譲れないものがあったと思うと気持ちはわからなくもないですし。

おじいさんが助かっていたらまた違う未来があったのでしょうか、悪化していただけでしょうかねぇ…。

凛子先生が悪いと見せかけての亀田さんが捨てたってことだったので、もう一回最初から流れを回想してもらえるとわかりやすかったなぁと思いました。

その時の2人が正反対のやり方で収納家をやっているのが興味深かったです。

そして自分の部屋を片付けないとなぁと思いました。

小5のトラウマ

主人公の過去のトラウマ激しすぎだろ!と思いましたが全部小5のトラウマなのが面白いです。

これがシリーズを重ねると小6編になるのか永遠と5年生にトラウマを植え付けられ続けたのか
どういう展開になるのか気になります。(シリーズ1作品目ではどうだったのでしょう)

鳥の卵については自分でふ化させるために頑張ったりしなかったのかなーと気になりました。

【欠点だらけの刑事(2)】キャスト(敬称略)

百野冬美男:小日向文世
一ノ瀬貴一:工藤阿須加
長谷川凛子:原沙知絵
亀田亜希恵:安藤玉恵
橋本紗代:西尾まり
橋本岳太郎:大谷亮介
九十九健作:林家正蔵
万城目千鶴:森口瑤子
 ほか