【ドラマスペシャル お花のセンセイ(2)】ネタバレあり感想/政策秘書がいない丸子先生

ドラマスペシャル お花のセンセイ(2)感想2時間ドラマ・サスペンス感想

テレビ朝日系にて2時間ドラマ『ドラマスペシャル お花のセンセイ』が2021年12月23日(木)に放送されました。沢口靖子さん主演のシリーズ第2作目になります。

沢口靖子さん主演(鳳丸子役:沢口靖子さん)がどうしても気になり、1もなかなかツッコミどころが多かったので視聴しました。
衆議院議員2期目に突入した丸子先生の活躍に期待です。

サスペンスではないと思っていたのですが、社会派コメディーミステリーというくくりでちょっとビックリです。

【お花のセンセイ(2)】簡単あらすじ

最多得票数を獲得し衆議院議員2期目に入った鳳丸子(沢口靖子)は、政策秘書の幸田光喜(八嶋智人)とケンカをし、1人で政治活動に奮闘する中、関東工科大学を退学させられた萩原大樹(鈴木仁)と出会う。

【お花のセンセイ(2)】ネタバレあり感想

以下、『お花のセンセイ(2)』の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。

三ツ矢雄二さん出演

視聴しているときは気付かなかったのですが、というかホームページを見ていても最初スルーしていたのですが、
突然、声優の三ツ矢さん(パン屋の店長役:三ツ矢雄二さん)が出ていることに気付きました!すごい!

視聴時は、なんか有名な人なのかなくらいだったのですが、なぜ気付かなかったのかっていうぐらい三ツ矢さんでした。

政策秘書の幸田さん

政策秘書の幸田さん(幸田光喜役:八嶋智人さん)がケンカ別れ。

記者の福武さん(福武不二雄役:梶原善さん)の言う通り裏でいろいろしているのかと思ったら普通にバカンスで吹きました。

そして、てっきりお世話係の私設秘書さん(江ノ島薫役:伊藤修子さん)が活躍するのかとばかり。

正論を言っているのに丸子先生から悪者にされる幸田さんはかわいそうです。丸子先生の堂々っぷりに、こっちが間違えているのかな?という気になります。

レクチャーの萬屋さんに感動

バカンスの幸田さんにヘルプ電話をしてくれる萬屋さん(萬屋吉康役:山崎樹範さん)は本当にいい人で泣けます。

梅村議員(梅村幸之介役:伊武雅刀さん)は、自分に有利で変なことを吹き込むレクチャーの人を丸子先生に当てるのかと思ったら、めちゃめちゃ優秀な人で安心しました。

幸田さんの代わりの補助役な感じでした。

顔色が赤くておかしかったので過労で倒れるのではないかと心配しましたが無事でした。
仕事に対する熱意がすごくて、この人で1本ドラマを作ってほしいと思いました。

政策秘書のいない丸子先生

路上での演説のシーン。
丸子先生が許可を取ってなくて一悶着あるのかと思ったら、一悶着あったのは隣の愚痴聞き屋の男性(萩原大樹役:鈴木仁さん)でした。
丸子先生が警察の人(萩原に注意をする警察官役:まいど豊さん)に「(私と)何が違うんですか?」と聞いていますがいや全然違うだろうと。やっぱり丸子先生は許可を取っていないのでしょうかね。秘書カムバック。

男性は営利目的だしアウトですね。男性までもがどこが違うんですかと警察官に詰め寄っていたので、心からの善意でやってるのかな?と思ったのですが(それでもダメですけど)、完全に生活の足しにしていて何だこの人ってなりました。

完全に虎の威を借る狐じゃないですか~。

後ろ向きな青年

彼のネガティブさはどこから来ているんでしょう?
奨学金を返さないといけない重圧と夢を奪われた絶望で何も考えられなくなっているんですかね。

チームリーダーを任されるぐらいですから、頭が良かったりプログラミングを組めたりできそうなので、他の道で就職できそうですけどね。
梅村議員にまで話が行っていたら無理かもしれませんが、湯島教授(湯島晃役:遠山俊也さん)くらいだったら普通の就職くらいどうとでもなりそうです。

いろいろと萩原さんに関わる情報がネットに晒され、丸子先生を恨んでもおかしくない状況のところを、手段は間違えていたとはいえ恨む相手を惑わされなかったところは偉いと思います。
希望しかない朝日を見てからの絶望って、ひどい展開だと思います。

丸子先生も窮地に立たされましたが、周りの助けもあり乗り切って良かったです。

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一人一人に話を聞くスタイル

また1人の人に首を突っ込んで広げていくスタイルでした。

萩原さんがうそつきだったら全て終わりですよね。

視野が狭いのではないかと思ってしまうんですが、それがうまく回る不思議。
それなら今回も国会で決着をつけるのかと思いきや普通に終わって肩透かしでした。

最後の湯島教授や梅村議員のいざこざこそじっくり見たかったのでささっと終わって残念でした。

政策秘書にもお優しく。

非常にいいことをたくさん言っているのですが、自分は秘書とケンカをして突っぱねようとしたじゃないかと思うと素直に聞き入れられなかったりします。
丸子先生と江ノ島さんのじゃれあいの延長だとは分かっているんですよ。

でも、自分のことになると冷静になれないのかなあと思っちゃいますね。あと、記憶にございませんを身に覚えのないときに使うと面白いんだなーと思いました。

謎の叔父さま

叔父である加地さん(加持勘三役:伊東四朗さん)は何者なのでしょうか。シリーズ1で何か言及があったでしょうか。

お金持ちというのは分かるのですが、元総理大臣とかいう裏設定があったらいいのにと、最後の手回しを見て思いました。

お花のセンセイ(2) 総評

今回は個と個の対応のみになってしまっていたので、週刊誌の波瀾万丈さは良かったのですが、全体としてはちょっと不満も残る内容かなと思いました。

ぜひ丸子先生に「あなた、今幸せ?」と総理に聞いてみてもらいたかったです。

【お花のセンセイ(2)】キャスト(敬称略)

鳳丸子(お花の先生、自由新進党衆議院議員):沢口靖子
幸田光喜(鳳の政策秘書):八嶋智人
福武不二雄(朝毎新聞社会部記者):梶原善
萩原大樹(NPO法人いつものたまりばスタッフ、関東工科大学退学):鈴木仁
湯島晃(関東工科大学大学院教授):遠山俊也
江ノ島薫(丸子のアシスタント兼世話係):伊藤修子
萬屋吉康(内閣府経済成長戦略室・参事官補佐):山崎樹範
梅村幸之介(自由新進党最高幹部):伊武雅刀
加持勘三(鳳の叔父):伊東四朗

蓮沼本也(ミラクルマッチング代表):篠山輝信
百瀬(梅村の秘書):山口竜央
パン屋の店長:三ツ矢雄二
萩原に注意をする警察官:まいど豊
内閣府経済成長戦略室・課長:俵木藤汰
萬屋の同僚:竹井亮介
桜井長作(自由新進党衆議院議員):越村公一
菊池与三郎(自由新進党衆議院議員):小杉幸彦
柳田誠一(県庁職員・地域振興局長):九十九一
NPO法人いつものたまりばスタッフ:氏家恵

記者:永澤洋
記者:本多摂
記者:ヒルマサトコ
鳳の秘書:犬塚マサオ
みんなの明るい未来を考える!議員連盟事務長:竹岡善彦
定例記者会見対応者:安藤清二
広報官:大沼美和子
男性捜査員:荒川浩平
支配人:馬場啓介
立てこもりの現場の警察官:藤原智之
NPO法人いつものたまりばスタッフ:相馬雄太
ナレーター、女性キャスター:白森ゆう菜
男性キャスター:谷嶋駿温
 竹林文雄勝沼絢子 他