【遺留捜査 第7シーズン】3話ネタバレあり感想/テンソーデンカードの真の値打ちが知りたい

遺留捜査 第7シーズン 3話感想遺留捜査 第7シーズン

テレビ朝日系木曜ミステリー枠(木曜20時)にて連続ドラマ『遺留捜査 第7シーズン』の第3話が2022年7月28日(木)に放送されました。主演は上川隆也さんです。

思った以上に双子であることに混乱させられましたが、その混乱が楽しかったです。

村木さん(村木繁役:甲本雅裕さん)が、糸村さん(糸村聡役:上川隆也さん)に振り回されなかったせいか、自ら全体的に暴走気味で面白かったです。

【遺留捜査 第7シーズン】第3話の簡単あらすじ

6年前に佐倉路花(戸田恵子)が逮捕して更生させた山下駆(入江甚儀)が遺体で発見され、山下の財布には大事そうにテンソーデンカードが入っていた。
特別捜査対策室が捜査を進めるうちに、顔のそっくりな双子の弟に行き当たる。

【遺留捜査 第7シーズン】第3話のネタバレあり感想

以下、『遺留捜査 第7シーズン』第3話の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。

双子パニックを楽しむ

基本的に、どっちがどっちか分からなくてかなりパニックでした。

ちなみに幼少期の2人(小学生の駆/透・2役:中須翔真さん)を見て、もっと似せた子を双子役にすればいいのにと思ったら同一人物で、服装と雰囲気を変えるだけで見分けがつかなくなった自分に涙目でした。

結局は、視聴者側に見えている分については素直に受け取って良いということですね。
駆さん(山下駆/井野脇透・2役:入江甚儀さん)の本人証明を文字の書き順で判断させようとしたから、佐倉さん(佐倉路花役:戸田恵子さん)をだまそうとしているんじゃないかと全て疑心暗鬼でした。

ドラマ的なミスリードもあったんだろうと思います。殺されたのが本当に駆さんなのか、狙われたのは実は透さんなのではないか、お見合いは口裏を合わせたり言いくるめて違う方の人が出たのではないかといろいろ考えを巡らせて、大混乱ではあったのですが楽しかったです。

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犯人予想と実際

社長弟の哲明さん(井野脇哲明役:平野貴大さん)が出た時点で、養子に跡を継がせたくない弟の哲明さんが計画を企てたなとピンときて、かなり序盤に登場だったので様子を見ていましたが、犯人は哲明さんでした。

透さんを失速させようとした画策が、ここまでの事態になるとは哲明さんも思っていなかったでしょう。後戻りできませんよね、こんな透さんをはめる計画。
養子を取っていても、最終的に血縁者の自分が跡を継げると思っていたんですかね。それとも、実際に透さんが社長になるのが現実的になって惜しくなったとか?

兄弟を入れ替えてお見合いをさせたのは哲明さんの計画かと思ったら、知らなかったのはびっくりでした。
「山下駆で~す!」っていう言い方が、憎たらしくて好きでした。

野島さん(野島友彦役:住田隆さん)については、子どもへの感情を思い出して今までの行いを悔いているようですし、服を取られて多少やむを得ないところもあったでしょうし、情状酌量してくれるといいなと思います。
部屋中の服を全部移動させるのは、ちょっと狂気じみていて笑えました。

遺留品はテンソーデンカード

今回の遺留品は、テンソーデンカードです。

鑑定結果が20万とのことでしたが、それがエラーカードということで、もしかすると倍ぐらい値段が違うんじゃないかと考えると、もう何も考えられなくなりました。
これは科捜研ではなくガチの鑑定人に見てもらうべきでしたね!

駆さんは強いカードを当てていたにもかかわらず、透さんに養子の座を譲ったとは、幼いのによくできた子です。

替え玉受験の時にも、何かあるとは思っていましたが、悪いことをしているお父さんが近くにいるから弟のために嫌われることを選んだとか、自己犠牲がすごい。

そもそも替え玉という駄目なことを頼んでおいて、実行してくれなかったからキレるって透さんにはドン引きでした。
自分のことは自分でやらないといけないというのが分かって良かったのではないでしょうか。
養父の井野脇社長さん(井野脇治和役:曽我廼家八十吉さん)たちに伝えられてたら、養子入れ替えも考えられていたかもしれないですよね。

本当に社長にふさわしくなれてるのかは伝わってきませんでしたが、兄である駆さんが満足していたからいいのだろうと思います。

駆さんさんが井野脇家に行ってもいい跡取りになれたのだろうなと思うんですけど、透さんが残っていたらめちゃめちゃグレて佐倉さんの力でも引き返せなさそうなのでこれで良かったんでしょうね?

次回

次回は、あまり予告では内容が想像できませんでした。おませな女の子が何か一波乱起こすのでしょうか?

【遺留捜査 第7シーズン】第3話のキャスト(敬称略)

糸村聡(京都府警捜査一課・特別捜査対策室・刑事):上川隆也
神崎莉緒(京都府警捜査一課・特別捜査対策室・刑事):栗山千明
雨宮宏(京都府警捜査一課・特別捜査対策室・刑事):永井大
沖田悟(京都府警捜査一課・特別捜査対策室・刑事):戸塚純貴
滝沢綾子(京都府警科捜研研究員):宮﨑香蓮
村木繁(京都府警科捜研研究員):甲本雅裕
佐倉路花(京都府警捜査一課・特別捜査対策室・室長代理):戸田恵子

山下駆(清掃会社「洛央クリーン」現場責任者、6年前に佐倉が逮捕し更生、透の兄)/井野脇透(井野脇出版副社長、養子、駆の弟):入江甚儀
野島友彦(窃盗の常習犯、駆と透の実父):住田隆
井野脇治和(井野脇出版社長、透の養父):曽我廼家八十吉
井野脇哲明(井野脇出版社員、治和の弟):平野貴大
小学生の駆/透:中須翔真
岡部真矢子(京都中央大学理事長の孫娘):若草
窃盗を捜査する三条警察署刑事:森乃阿久太
清掃会社「洛央クリーン」社員:木村康志
「東山つるま亭」仲居:七海薫子
ポコラ製菓社員:下元佳好
 湯田大夢 他