【遺留捜査 第7シーズン】2話ネタバレあり感想/手作りキャラメルが食べたい

遺留捜査 第7シーズン 2話感想遺留捜査 第7シーズン

テレビ朝日系木曜ミステリー枠(木曜20時)にて連続ドラマ『遺留捜査 第7シーズン』の第2話が2022年7月21日(木)に放送されました。主演は上川隆也さんです。

一男さん(星野一男役:中原丈雄さん)の件も一連の事件として話が進んでくれて、分かりやすくて助かりました。

【遺留捜査 第7シーズン】第2話の簡単あらすじ

京都レスキューサービスの吉原弘樹(阿部亮平)を殺害した被疑者と思われた星野一男(中原丈雄)が何者かに殺されてしまう。
糸村聡(上川隆也)は、現場にあったワサビ入りキャラメルが気になり、一男の過去をたどっていく。

【遺留捜査 第7シーズン】第2話のネタバレあり感想

以下、『遺留捜査 第7シーズン』第2話の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。

糸村さん残留

糸村さん(糸村聡役:上川隆也さん)の警視庁へ戻る話は、結局佐倉さんの勘違いでした。
最終回まで引き伸ばすのかと思っていたので、あっさりで拍子抜けです。

村木さん(村木繁役:甲本雅裕さん)のマンション抽選が当たっていたので、糸村さんがいなくなるんだったらマンションを断るのかなとモヤモヤしていたのですが、糸村さんのことが気になって支払い忘れたとのことで、あまり村木さんが犠牲になるのは好きではありませんがこのくらいなら許容できるかもと何とか納得しました。

きちんとお礼の言える糸村さんにはびっくりしました。あんなにちゃんとしたことが言えるんですね……。
過去の振り返りには胸が熱くなりました。

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犯人

犯人は京都レスキューサービス営業部長の須藤さん (須藤恵役:八代みなせさん)でした。

犯人予想は当たりましたが、動機は全く恋愛のいざこざではありませんでした。
会社の乗っ取りのため裏ではいろいろな人が手を引いていて、壮大な計画に驚きました。

優秀と思われる須藤さんであれば、手を汚す決断をしなくても、自分で会社を立ち上げれば良かったのではないのかなと思います。
吉原さん(吉原弘樹役:阿部亮平さん)を手にかける時は躊躇がなくて怖かったですし、一男さんの時には笑顔で近づいての遂行が恐ろしかったです。

現場に女性がいた可能性は神崎さん(神崎莉緒役:栗山千明さん)の耳に入っていただろうし、これはピンと来なかった神崎さんが悪いのではないでしょうか。あれって、距離が遠くて星野親子の会話は聞こえていなかったんですか。

大場さん(大場和也役:松本享恭さん)も一味でしたし、もはやみんな犯人では?

賛成派の社長を消して、反対派の副社長(星野菜美役:佐津川愛美さん)だけにしたらどうにでもなるっていうのはよく分かりませんでした。

遺留品はワサビ入りキャラメル

今回の遺留品は、ワサビ入りキャラメルです。

手作りのキャラメルが瓶詰めで机の上に置かれていたので、真っ先に賞味期限が気になってしまいました。

ワサビ入りというのは味の想像ができませんが、家でキャラメルが作れるというのは夢があって良かったです。

糸村さんがおいしくなさそうに食べていたので(甘いと思っていた物が苦かった反射だとは思いますが)、その後の人たちがおいしいと言っても全く信じられませんでした苦笑

一男さんが実の父親でなかった展開には驚きました。

菜美さんは、一男さんを拒絶するのに実の父親のことを気にするそぶりがないのはご都合展開な気がしました。ドラマがドラマなら、何かの犯人に疑われてもしょうがない流れでした。
愛情を持って育ててくれただろうに、血のつながりがないだけであそこまで拒絶するのもどうかと思ったのですが、愛されていた家から誘拐してきた可能性もあったので批判は控えていましたが、一男さんはいい人でした。

生まれてこなかった自分の子どもの重ね合わせていたと思うと切ないです。
ゴーストライターだとしても小説を書けるだけで幸せというのも切ないですね。
こんなにつつましやかに生きてきた人が、身勝手な人に命を奪われて悲しかったです。
事故に近いとはいえ、菜美さんの実の父親を殺してしまった罪をずっと背負っていたんですね。

自分の物語の概略が胸に来ました。短い文章の中でも才能がすごいです。
小説が売れるには、誰が書いたかというのも大事なのだと感じてしまいました。

ちなみに小説を盗みに入った戸郷先生(戸郷慎之介役:下條アトムさん)は、耳障りのいいようなことを言っていましたが、結局は誰にも気付かれずに小説を手に入れようとしていたので話半分にしか聞いていません。

次回

次回は、双子の片方が人生乗っ取り?ということで、今回と似た話にならないか心配です。

【遺留捜査 第7シーズン】第2話のキャスト(敬称略)

糸村聡(京都府警捜査一課・特別捜査対策室・刑事):上川隆也
神崎莉緒(京都府警捜査一課・特別捜査対策室・刑事):栗山千明
雨宮宏(京都府警捜査一課・特別捜査対策室・刑事):永井大
沖田悟(京都府警捜査一課・特別捜査対策室・刑事):戸塚純貴
滝沢綾子(京都府警科捜研研究員):宮﨑香蓮
村木繁(京都府警科捜研研究員):甲本雅裕
佐倉路花(京都府警捜査一課・特別捜査対策室・室長代理):戸田恵子

星野菜美(「京都レスキューサービス」副社長):佐津川愛美
戸郷慎之介(ベストセラー作家):下條アトム
吉原弘樹(「京都レスキューサービス」社長、元京都市消防局隊員):阿部亮平
大場和也(「京都レスキューサービス」チーフ):松本享恭
須藤恵(「京都レスキューサービス」営業部長):八代みなせ
三好彰(壮日保障):松木賢三
森木勇平(一男の古い友人):国木田かっぱ
西山裕己(「ファクトニュース」編集長):板倉チヒロ
菅沼賢一(児童養護施設「心風園」職員):関秀人
大越保(わさび農家、芽衣の兄):満腹満
幼少期の星野菜美:矢野詩
三井圭介(一男の担当編集者):三角園直樹
大越芽衣(沢わさびを使った料理教室の先生、保の妹):小松杏
小野寺亜由美(修の妻、故人):松島紫代
星野一男(菜美の実の父親):北村友希
星野一男(小野寺修)(菜美の育ての父親):中原丈雄
 他