【警部補・古畑任三郎 第1シリーズ】4話ネタバレあり感想/策に溺れる推理作家先生

警部補・古畑任三郎 第1シリーズ4話感想古畑任三郎

フジテレビ系水曜劇場枠(水曜21時)・連続ドラマ「警部補・古畑任三郎 第1シリーズ」の第4話「殺しのファックス」が1994年5月4日(水)に初回放送されました。主演は田村正和さんです。

今回は2022年にTVerで限定配信されていたものを視聴しました。

犯人役は鶴瓶さん(幡随院大役:笑福亭鶴瓶さん)です。

FAXを使ったアリバイトリックのみの分かりやすい構造で見やすかったです。

完璧な犯人よりもちょっと抜けてるほうが、古畑さん(古畑任三郎役:田村正和さん)のすごさも際立つし、見ていて楽で好きです。

【警部補・古畑任三郎 第1シリーズ】第4話の簡単あらすじ

妻を手に掛け埋めた推理作家の幡随院大(笑福亭鶴瓶)。FAXとパソコンを使いアリバイを確保し、警察を巻き込んだ狂言誘拐を企てた。念のためと捜査一課の古畑任三郎(田村正和)もホテルで待機する。

【警部補・古畑任三郎 第1シリーズ】第4話のネタバレあり感想

以下、「警部補・古畑任三郎 第1シリーズ」第4話の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。

古畑さんは甘い物が好き

古畑さんは甘い物が好きなんですね~また一つ古畑さんのことが知れてうれしいです。
そういえば、お医者さんに止められているんですっけ?食べていたパフェがおいしそうで私も食べたくなりました。

甘い物と、辛い物やしょっぱい物を交互に食べたくなるループには笑いました。あれは抜け出せるのでしょうか?

FAXのアリバイ

工事で時間通りにママズショップにたどり着けなかったので、これでFAXアリバイは崩れるか?と思いましたが、直接的に関係する内容になっていなくて運がいいなと思いました。
最後のFAXに、2度も遅刻するとは許せないと書かれているのではとひそかにドキドキしていました。
もしもの場合を想定した内容にしていたのかもしれませんね。

あんなに時間指定をしていろいろと送信できるのを知らなかったので、FAXってすごいなってなりました。

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挙動不審の幡随院先生

幡随院先生の態度には不審なところがありありでした。なぜ古畑さん以外の警察の人は気付かない?

奥さんが誘拐されているのにのんびりしていると思ったら、違うときには慌てて、叱咤して。
統一感がないというか。文章を書く(計画を立てる)のはうまくても、演技をするのはうまくない人なんだなあと感じました。

慌ててFAX用紙をつかんで出ていくのとかは良かったんですけどねえ。あの用紙だけ証拠が残っていて、早く警察の目から遠ざけたいのだと勘違いをしてしまいましたが。
FAX終了音のピーを聞かずに行動していることには、それ以前に挙動がおかし過ぎて気付けませんでした。

歩道橋にいた警察官のせいで犯人にバレたと幡随院先生は大激怒ですが、最初はそこに配置する予定ではなかったのを無理やりねじ込んだんですし、一つも自分を責めないのはおかし過ぎます。

警察は一切言い訳をしなくて偉いです。

歩道橋の人物

歩道橋に立つ警察官に今泉さん(今泉役:西村雅彦さん)を選んだ理由は、古畑さんが頼りにならないと言ったからかと思ったら、服の色で決めていたんですね。

FAXの内容に、黒い警察官と書いたからそれに1番近い人物を選んだと。

相手が古畑さんの部下だったことが不運でした。さすがに古畑さんが見逃すはずがありません。

大活躍の今泉さん

白いスーツすご過ぎます!目立つ!笑

結婚式が、古畑さんへのバウムクーヘンだけでなく、服装まで役に立つなんてすばらしいですね。

今回、今泉さんのかわいいところがたくさん出ていて満足です。

歩道橋の上にいる黒いコートの男って出てきた時点で、これは古畑さんが絶対仕掛けてるわと思いました。まさか全裸で立たせたんじゃないだろうなと心配しましたが、それよりインパクトがありました。

顔芸

幡随院先生が追い詰められていくときの顔芸は、指導があったんでしょうがあまり好きではありませんでした。もっとナチュラルなほうが好きです。

1話に登場

1話で古畑さんが電話で言っていた「ばんずいん」っていうのは、今回の犯人・幡随院先生のことだったんですね。

ひそかに時系列を入れ替えるのは本当にやめてほしいです。でも、こうやって気付けると楽しいです。

【警部補・古畑任三郎 第1シリーズ】第4話のキャスト(敬称略)

古畑任三郎:田村正和
幡随院大:笑福亭鶴瓶
蟹丸警部:峰岸徹
今泉:西村雅彦
河村ノリ子:井上ユカリ
刑事:坂西良太
 他