【ナイト・ドクター】10話ネタバレあり感想/停電対応が目まぐるしい!

ナイト・ドクター10話感想ナイト・ドクター

フジテレビ系月9枠にて連続ドラマ『ナイト・ドクター』の第10話が2021年9月6日(月)に放送されました。主演は波瑠さんです。

急に重度の救急科ドラマになって、終始戸惑ったまま終わりました。

ナイトドクターしか描かれていませんが、看護師さん方も大変だったと思うのでお疲れさまです。

今回は、特に知識不足を披露する感想になっているかもしれません。

【ナイト・ドクター】第10話の簡単あらすじ

救急搬送患者を断ることや、救急搬送された命を救えないことが続き、気落ちする朝倉美月(波瑠)。そんなある日、台風で停電が起き、地域一帯が大混乱に陥る。

【ナイト・ドクター】第10話のネタバレあり感想

以下、『ナイト・ドクター』第10話の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。

本郷先生は結構粘着質

本郷先生(本郷亨役:沢村一樹さん)が患者さんの受け入れを断ったのは、停電とは関係ありませんでした。停電も、計画停電ではなく台風による停電でした。

命を救える可能性がなければ断ることもあるのだなと知りましたが、40分かかる遠いところからの依頼で納得です。
断られたところに再度連絡をしてみるしかないんですかね。星崎さん(星崎比呂役:泉澤祐希さん)の態度には、病院側を責めているように聞こえてちょっとなあとなりました。

でも、後で謝罪しあえて良かったです。搬送を断った先の病院を、時間がない中調べていた本郷先生のストーカー感がちょっと怖かったです。

そして、15分で搬送できなかった救急隊に怒る本郷先生には引きました。道路状況とかでやむを得ないこともあるでしょうし、救急隊を責めるのは違うんじゃないかなと。
それは、1人でも患者さんを救えなかったら怒鳴りつけられる理不尽に似ているんじゃないかなと思いました。

立て続けに救えないことが続いて苦しかったです。

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停電対応が目まぐるしい!

今回の目玉は、停電時の対応ですね。
急に大災害レベルの医療ドラマになって、非常に戸惑いました。見終わった後、なぜかショックのあまり数日間抜け殻でした。

まず、あんなに受け入れ要請が来たのは、本郷先生が入力した災害情報システムの受け入れ情報に○が付いていたからですよね。
お前たちで決めろという割には、受け入れ前提だと思いました。

そして、機器・能力を考えてと言われているのに、感情論のみで受け入れるといったナイトドクターたちにちょっとがっかりでした。受け入れる前提でどうすれば受け入れられるのかを考えたいと言った成瀬先生(成瀬暁人役:田中圭さん)だけが、やっぱりちゃんとしているなと感じました。

深澤さん(深澤新役:岸優太さん)が院内を駆けずり回って電気の確認をしたのはこの伏線か!と感動していたら、何にもなくてがっかりです。
停電中なのに自動ドアが反応しなくて困惑する深澤さんはかわいかったです。

そして、受け入れ過ぎ問題。まあ、受け入れること自体は、手が足りていればすごいことなんですけど、今までのドラマの流れでこんなにキャパを持っているようには見えなかったので、謎しかありませんでした。

これは、夜勤の看護師さん全員体制だと思うので、救急科だけの手柄にするのは抵抗があります。
ロビーにベッドを並べるのだって、どう見ても人員不足というか、設置に集中し過ぎて患者さん放置しているんじゃないかって心配になりました。

何より、こんなに簡易ベッド?や人工呼吸器があることにびっくりです。もうすでに機器がないでしょと思ったら、これが最後ですって言われて、今まで数が足りたんだと驚きでした。
こんなに機器があるんだったら、普段の受け入れをもう少し増やせそうな気がします。
柏桜会の分院だからもう少し規模の小さい病院かと思っていましたが、あさひ海浜病院はそうとう規模の大きい病院なんですね。

さすがに電気は心配していましたが、救急隊のおかげで助かりました。成瀬先生から電気の心配をされた時に、朝倉さん(朝倉美月役:波瑠さん)が無言だったので、朝倉さんは機器とか電気とか、何も考えずに受け入れているように見えて、あまりいい気分ではありませんでした。

ロビーに並ぶベッドは圧巻でした!

ロビーの一番入り口側に配置されるような患者さんを診察した先生が、朝イチでのんびり玄関から入ってくるわけないのに、拍手をしたおじさま(嘉島にお礼を言う男性患者役:原田文明さん)は、ちょっと空気読んでって感じでした。

おかげで嘉島先生(嘉島征規役:梶原善さん)は交代に乗り気になってくれたわけですが(というか、元々自分が休みを取りたいからナイトドクターもちゃんと休めって考えな気もする)、日勤で大変なのは救急科ではなく、専門の呼吸器とか透析関係の科だと思うので、ドヤ顔の嘉島先生にはイラっとしました笑
専門医たちに受け入れ過ぎだと怒られたらいいです。でも、脳外科は優しかったので、他の科の先生も頑張ったとほめてくれるのかもしれないです。

益田看護師(益田舞子役:野呂佳代さん)のプロフェッショナル感は、今回突然ではなく、今までで少しずつ見せていってほしかったです。
っていうか、こんなの表彰もんじゃない?

次回

次回最終回です。

ナイトドクター制度が継続するかどうか予想はできませんが、今回他病院の手助けをしたことが評価につながって、いい方向に行くのではないかと思っています。

結局、本郷先生の体は悪くなさそうですが、今回ナイトドクターたちに仕切らせたのはその伏線であってほしいです。

【ナイト・ドクター】第10話のキャスト(敬称略)

朝倉美月(あさひ海浜病院救命救急センターのナイト・ドクター):波瑠
成瀬暁人(あさひ海浜病院救命救急センターのナイト・ドクター):田中圭
深澤新(あさひ海浜病院救命救急センターのナイト・ドクター):岸優太(King & Prince)
高岡幸保(あさひ海浜病院救命救急センターのナイト・ドクター):岡崎紗絵
根岸進次郎(あさひ海浜病院救命救急センターの日勤医師):一ノ瀬颯
益田舞子(あさひ海浜病院救命救急センター看護師):野呂佳代
新村風太(あさひ海浜病院救命救急センター看護師):櫻井海音
森太一(応援の救急医、優二の兄):昴生(ミキ)
森優二(応援の救急医、太一の弟):亜生(ミキ)
桜庭瞬(あさひ海浜病院救命救急センターのナイト・ドクター):北村匠海
星崎比呂(横浜市消防局救急救命士):泉澤祐希
嘉島征規(あさひ海浜病院救命救急センター長):梶原善
桜庭麗子(柏桜会会長、瞬の母親):真矢ミキ
八雲徳人(あさひ海浜病院院長):小野武彦
本郷亨(あさひ海浜病院救命救急センターのナイト・ドクター指導医):沢村一樹

山内光太(桜庭の夜間外来を受診する少年):相澤壮太
光太の母親:相馬有紀実
嘉島にお礼を言う男性患者:原田文明
ICUの男性患者:古沢一郎
男性アナウンサー:上中勇樹(フジテレビアナウンサー)
「NEWS FIT」女性アナウンサー:小山内鈴奈(フジテレビアナウンサー)
近藤真希(あさひ海浜病院救命救急センター看護師):佐藤侑梨
北山(あさひ海浜病院救命救急センターの日勤医師):米村拓彰
救急隊員:末廣拓也
橋本由紀(あさひ海浜病院救命救急センター看護師):小林万里子
あさひ海浜病院救命救急センター看護師:石原寛子
大幡葵(あさひ海浜病院救命救急センター看護師):不破りこ
あさひ海浜病院救命救急センター看護師:於保晶子
 髙谷心也 他