日本テレビ系土曜ドラマ枠(土曜21時)にて連続ドラマ『金田一少年の事件簿』の第6話「速水玲香誘拐殺人事件」が2001年8月25日(土)に初回放送されました。主演の2代目金田一少年は松本潤さんです。
今回は2022年にTVerで限定配信されていたものを視聴しました。
速水玲香ちゃん(速水玲香役:酒井若菜さん)登場です。ギャルでビビりましたが、最終的には良かったなあってなりました。
2代目【金田一少年の事件簿】第6話の簡単あらすじ
アイドル・速水玲香(酒井若菜)とマネジャー・安岡保之(岩本恭生)が誘拐される。金田一一(松本潤)は、誘拐犯・影法師から現金の受け渡し役を命じられたため、謎を解きながら受け渡し場所を目指す。
2代目【金田一少年の事件簿】第6話のネタバレあり感想
以下、『金田一少年の事件簿』第6話の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。
速水玲香ちゃん
玲香ちゃんがギャルのいでたちで登場してそれはないわ~と最初は思いました。
玲香ちゃんは黒髪清楚系……清楚系ではないのかな?テレビではザ・王道アイドルってイメージなんですけど、どうしてああなったんでしょう。
この頃のアイドルってこういうイメージだったんでしょうか。
顔がかわいいのに残念だなって思っていたんですけど、私服に戻ったら割りと普通になったので、髪に付いていた飾りと衣装が全部悪かったんだなって思い直しました。
酒井さんの演技がうまくて最終的には大満足です。
金田一くんとの関係
タロット山荘事件はなかったことになっているようで?まあドラマ内でやっていないので仕方がないのですが、はじめちゃん(金田一一役:松本潤さん)との出会いを少し話してほしかったです。
アイドル速水玲香ちゃんの初恋の相手になれるなんて。
はじめちゃんが、「玲香!」って呼び捨てにしているのも違和感がありました。アイドルにデレデレなはじめちゃんは存在せず、キリッとしたままのはじめちゃんでした。
犯人予想と実際
犯人役と玲香ちゃん実母役とが最初混ざっていて、この人もこの人も犯人?!とパニックを起こしましたが、冷静になったら玲香ちゃんマネジャー(安岡保之役:岩本恭生さん)の奥さん(安岡真奈美役:有森也実さん)の真奈美さんが犯人だと思い出しました。
被害者になったマネジャーの保之さんは共犯者であったものの、狙いは彼だったので真奈美さんの手によって命を落としました。
自分で手に掛けておいて、命懸けで頑張ったはじめちゃんを責める態度には、犯人的演技とはいえ、はらわたが煮えくり返りそうでした。はじめちゃんは本当に頑張ったと思います。
保之さんのしたことは許されませんが、玲香ちゃんや他の人を巻き込んだのは駄目ですし、あんなに小さなお子さんがいるんですから普通に離婚に向けて動いたほうが良かったんじゃないかなあと思いました。
日付を1日ごまかしてアリバイを成立させたこのトリックが好きなので見られて良かったです。
逆に、橋の板のことは分かりにくかったので、イマイチでした。
大女優の存在
大女優の三田村さん(三田村圭子役:いしだあゆみさん)が玲香ちゃんの実の母親ではないかという話がはじめちゃんから出ましたが、あの流れだったらわざわざ口に出さずに心にとどめておくほうがおしゃれだった気もします。結局三田村さんは名言してくれませんでしたし。
最初すごーく怖い人だったのに、お金を用意してくれたり、見守ってくれたり、いいギャップでした。
本当に最初怖くて、玲香ちゃん母親説は記憶違いかと思ったくらいです。
戸惑いの終わりと次回の関連は?
最後ははじめちゃんと美雪が変な感じで終わって戸惑いました。
てっきり剣持警部(剣持勇役:内藤剛志さん)が出てきてちゃかして終わりなんだろうと剣持警部待ちをしていたのに……
それなら次回は美雪が危なくなる回なのかと思ったらそうじゃなさそうでどうするんだろうと疑問です。
はじめちゃんの鈍さは嫌でも分かるので、フォローしてくれるだけ美雪は喜んでいればいいのになあと思います。まあそれだけにやっぱり1話が謎なんですけど。
次回の魔犬の森の事件は見てみたかったので楽しみです。
2代目【金田一少年の事件簿】第6話のキャスト(敬称略)
金田一一(金田一耕助の孫):松本潤
七瀬美雪(ミステリー研究会):鈴木杏
剣持勇(警視庁刑事):内藤剛志
安岡真奈美(鏑木プロ・マネージャー、保之の妻):有森也実
速水玲香(人気アイドル):酒井若菜
安岡保之(鏑木プロ・マネージャー、真奈美の夫):岩本恭生
剣持の部下:ふかわりょう
佐木竜太(ミステリー研究会):長谷川純
ミステリー研究会で美雪の友人:山田優
ミステリー研究会で美雪の友人:神崎詩織
鏑木葉子(鏑木プロ社長):浅香光代
三田村圭子(大女優):いしだあゆみ
新井葉月、亀井俊彦、土屋伊、上田和弘 他
水野晴郎(Special Thanks)
松村邦洋(Special Thanks)
中山秀征(Special Thanks)
麻木久仁子(Special Thanks)