初代【金田一少年の事件簿 第2シリーズ】5話ネタバレあり感想/美しいラベンダーと反するエグさ

日本テレビ系土曜グランド劇場枠（土曜21時）にて連続ドラマ『金田一少年の事件簿 第2シリーズ』の第5話「怪盗紳士の殺人」が1996年8月10日（土）に初回放送されました。主演の初代金田一少年は堂本剛さんです。

今回は2022年にTVerで限定配信されていたものを視聴しました。

今回はほぼ美雪ちゃん（七瀬美雪役：ともさかりえさん）がお休みで、代わりに真壁先輩（真壁誠役：佐野瑞樹さん）がたくさん出ています。

タイトルがラベンダー荘殺人事件と思っていましたが、怪盗紳士の殺人事件が正式名称だったんですね、勘違いしていました。
ラベンダー畑がすてきでした。

初代【金田一少年の事件簿 第2シリーズ】第5話の簡単あらすじ

怪盗紳士から予告状が届いた画家・蒲生剛三（深水三章）の警備をすることになった剣持勇（古尾谷雅人）。話を聞いた金田一はじめ（堂本剛）もそれに同行する。厳重な警備の中、残酷な怪盗紳士に翻弄されていく。

初代【金田一少年の事件簿 第2シリーズ】第5話のネタバレあり感想

以下、『金田一少年の事件簿 第2シリーズ』第5話の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。

真壁パニック

眼鏡のイケメンは誰？と思ったら真壁先輩でした。
最初、佐木くん配役変わってる……と思ってしまいました。

しかもはじめちゃん（金田一はじめ役：堂本剛さん）とクラスメートっぽくて違和感が半端なかったです。でもはじめちゃんと真壁先輩の掛け合いがすごく良くて好きになりました。

見た目が佐木くんで、中身がちゃんと真壁先輩なんで変な感じです。

弟くん（真壁実役：遠藤司さん）も出てきて、いよいよ佐木くんなのか真壁先輩なのか分からなくなります。

真壁先輩は、イメチェンを果たした同級生に恋をする役割が与えられていたので参加していることに納得できますが、弟くんはなぜ登場したのか次回判明するのでしょうか。

弟くんは弟くんでちょっとコナンくんっぽくって、はじめちゃんの代わりに事件を解決し出すんじゃないかとドキドキしました。

刑事さんには頑張ってほしい

剣持警部（剣持勇役：古尾谷雅人さん）が今のところできない刑事にしか見えなくて何だかなあです。

それでも蒲生画伯には剣持警部だけ家に入ることを許されたので、ドラマに見えないところでかなり優秀なんでしょうね。

今回は向井刑事（向井猛夫役：立川政市さん）も見どころが与えられていて良かったです。水泳をやっていそうな体形で感動しました。

白いイルカは海に放たれてしまうのかとはらはらしましたが、結局怪盗紳士に連れ去られ、その後はどうなったか不明なので余計な心配をしなくていいのでこれでいいわってなりました。

和泉さくらの変身

和泉さん役はえんくみさん（和泉さくら役：遠藤久美子さん）でした。

美女がオタク装備で素顔を隠しているのに元々わくわくするのですが、蒲生画伯（蒲生剛三役：深水三章さん）の娘になったさくらさんは予想以上にかわいくてテンションが上がりました。

胸のあざが関連があるものの簡単なものに変更されてしまっていたので、これではあざを偽装する人が出てくるのではないかと心配になりました。

エグさ注意

最初の鷲尾画廊での事件が怪盗紳士事件の中で今のところ1番エグい、とにかくエグいです。

原作にこの犯行はなかったような気がするのですが、今回の怪盗紳士の異常さを示すにはかなり良かったと思います。

2番目の事件も結構なエグさでした。

海津さん（海津里美役：日野美歌さん）が叫んでからはじめちゃんたちが見つかるまでに鎖でぐるぐる巻きにされていて、時間が短過ぎるので犯人が叫んだんじゃないかって思うのはミスリードでしょうか。トリックとか関係なさそうなので、ここは明かされないまま終わりそうです。

次回

犯人も怪盗紳士も原作を覚えているので記載は次回に持ち越します。怪盗紳士は向井刑事に改変してほしい願望はあります。

次回、完結編です。

和泉さんはどうなるのかという金田一シリーズでは珍しい感じで終わったかと思ったら、予告に普通にさくらさんが出ているので命には関わらないようです。

えんくみさんはウィッグだったんですね～髪型にも次回注目です。

初代【金田一少年の事件簿 第2シリーズ】第5話のキャスト（敬称略）

金田一はじめ（私立不動高校、金田一耕助の孫、七瀬の幼なじみ）：堂本剛
七瀬美雪（私立不動高校、金田一の幼なじみ）：ともさかりえ
剣持勇（刑事、警部）：古尾谷雅人

真壁誠（金田一と七瀬のクラスメイト、実の兄）：佐野瑞樹
真壁実（不動学園中等部1年、誠の弟）：遠藤司
向井猛夫（刑事）：立川政市

和泉さくら（金田一たちの元クラスメート、蒲生の娘）：遠藤久美子
海津里美（蒲生の秘書）：日野美歌
小宮山吾郎（蒲生家執事）：徳井優
和久田春彦（蒲生の甥）：相島一之
醍醐真紀（美術関係専門記者）：児島未散
岸一成（フリーター）：横山輝一
吉良勘次郎（画家）：江藤漢
蒲生剛三（画家）：深水三章
　岡田真善、セルジオ アラーコン、トーマス マカイバー、生田ウタ、三田裕介、青木太朗、根本裕朗、金杉幸太郎、堀真幸　他