初代【金田一少年の事件簿 第2シリーズ】7話ネタバレあり感想/改変がすごい異人館ホテル

初代金田一少年の事件簿 第2シリーズ 7話感想1~4代目・金田一少年の事件簿

日本テレビ系土曜グランド劇場枠(土曜21時)にて連続ドラマ『金田一少年の事件簿 第2シリーズ』の第7話「異人館ホテル殺人事件」が1996年8月31日(土)に初回放送されました。主演の初代金田一少年は堂本剛さんです。

今回は2022年にTVerで限定配信されていたものを視聴しました。

何とはじめちゃん(金田一はじめ役:堂本剛さん)の代わりに美雪(七瀬美雪役:ともさかりえさん)が推理を披露する驚き展開です。

怪盗紳士の回で出番がほとんどなかったのでバランスを取ったのかもしれません。

初代【金田一少年の事件簿 第2シリーズ】第7話の簡単あらすじ

天神学園高等学校からの依頼で異人館ホテルに行くことになった七瀬美雪(ともさかりえ)と金田一はじめ(堂本剛)。途中ではじめは盲腸を発症してしまったため、1人で美雪はホテルへ向かい事件に巻き込まれる。

初代【金田一少年の事件簿 第2シリーズ】第7話のネタバレあり感想

以下、『金田一少年の事件簿 第2シリーズ』第7話の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。

気になっていた話

赤髭サンタの回ってドラマになっていたんですね。

よくよく思い返せば赤い部屋のトリックの見覚えはあるのですが、赤髭サンタと異人館ホテルが結びついていませんでした。

大改変はありましたが今回視聴できてうれしかったです。

美雪ちゃんの改変はほどほどにしてほしい

6話で好感度の上がった美雪をガッツリ下げようとしていてどうかしていると思います。
好感度というか犯罪者にされているんですけど。

高校生に3万円は大金ですよね~安易に友達に貸してって言うのはまあ冗談の範疇ですが、勝手にはじめちゃんへの謝礼を受け取るのはないでしょ。

美雪は清楚系常識人でいてほしいです。清楚系っていうのは個人的趣味なんで置いておいても、常識人じゃなくなったら駄目だと思います。

1人で招待先に向かわなければいけなくなったのは因果応報だと感じました。

せめてもの償いとして全力で事件解決に臨みますって態度なら良かったんですが、窓から逃げだそうとしてこれは駄目だなってなりました。

はじめちゃんと間違えられた時に、「一」はハジメではなくイチと読むんですと言えばいいのにと思ったら、初代のはじめちゃんは下の名前が平仮名でそれが通用しないと気付きました。

美雪が推理するのも1回くらいだったらいいのかなあと思って見ていましたが、やっぱりはじめちゃんが恋しくなってきたら最後にはじめちゃんが登場してくれてうれしかったです。

しかも金田一さんの助手ポジションのフリをしてくれて、好感度爆上がりでした。いい子過ぎません?

結局美雪は、はじめちゃんにどこまで事実を伝えたのか気になります。

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犯人予想と実際

1話完結なのに足早感がなかったのは推理役を美雪にしたおかげなのでしょうが、それぞれ登場人物を取り上げる時間が少なくて、予想もする暇がなかったです。

犯人は覚えていて、犯人である冥界の道化師は兵藤刑事さん (兵藤鳴美役:篠倉伸子さん)でした。

最初から刑事さんが犯人だと思って見ていたのですが、エリート発言がありましたし、探偵の引き立て役であったほうが好みでした。
というかあまり刑事っぽい感じはなかったです。

わざわざ全員をホテルにとどめさせるのも無理やりでしたし、追いかけていた人物が亡くなって落ち込んだ体で庭でワインをたしなむのも驚いて二度見してしまいました。
犯人なら納得です。ワインは彼女にとっての祝杯だったのかもしれません。

あまりエリートらしさも感じられなくて残念でした。

しかし、本性を現した時の演技が圧巻でした。

声の低さ、言葉遣い、言い方、迫力、どれも化けの皮が剥がれるって感じで、この演技を見られただけでも満足感がありました。

一卵性双生児の妹さんを手にかけるのは覚えていなかったので、花蓮さん(文月花蓮・蓮子役:美香さん)の大切な待ち人がいるっていう言葉を聞いていただけに和解してほしかったのに殺されてしまって悲しかったです。

スプーンも持ち方だけで血縁関係をひらめくのは、美雪にも推理の才能を感じました。

美雪はここで犯人は全てを告白するという予想でしたが、いつも金田一くんはネチネチやっているのでそんなことはないよと思いました。DNA鑑定に協力してくれますね?であるいは終わらせられる可能性はあったかもしれません。

一番の改変

佐木くんがいない……だと……。

今回ジャニーズ率高いなって思いながら違和感を感じていたんですが、天神学園高校の木之内さん(木之内太役:松山幸次さん)がビデオをはたき落とされて初めて佐木くんがいないことに気付きました。

第2シリーズの今、原作通りにやっていたほうがインパクトはあったんじゃないかなと思いました。トラウマ半端ないけど。

いない佐木くんの代わりに木之内さんが消されてしまうのかと見ていたらカットされてしまい、それはそれで残念でした。

調べたら天神学園学園高校3名はドラマ『銀狼怪奇ファイル』からのコラボ出演だったようで、そりゃあみんなピンピンしてるよねってなりました。

三宅くん(薬師寺力役:三宅健さん)が変わりなくかわいいです。当時の推しの共演尊いです。

銀狼怪奇ファイルも配信希望です。

次回

次回は、第2シリーズ最後の話、墓場島の事件です。

ミス研メンバーが結構出るようなので、ミス研から犯人が出るのではないかとびくびくしています。ミス研以外のメンバーもいるようなので、そこから犯人がいるとしても予想人数が少なくなっちゃうようで心配です。

初代【金田一少年の事件簿 第2シリーズ】第7話のキャスト(敬称略)

金田一はじめ(私立不動高校、金田一耕助の孫、七瀬の幼なじみ):堂本剛
七瀬美雪(私立不動高校、金田一の幼なじみ):ともさかりえ

真壁誠(金田一と七瀬のクラスメイト):佐野瑞樹
薬師寺力(私立天神学園高等学校新聞部):三宅健
土門竜太郎(私立天神学園高等学校新聞部、雪村の甥):秋山純
鷹島友代(七瀬の友人):三浦理恵子
木之内太(私立天神学園高等学校新聞部):松山幸次
俵田刑事(神奈川県警):白井晃
兵藤鳴美(神奈川県警):篠倉伸子
文月花蓮(劇団員)・蓮子(花蓮の双子の姉):美香
虹川幸雄(演出家):小林尚臣
榎戸あきら(劇団員):髙川裕也
市川玉三郎(劇団員):みのすけ
辺見魔子(劇団員):真勢かおり
雪村剛三(異人館ホテル支配人、土門のおじ):河原崎建二
万代鈴江(劇団主演):鰐淵晴子
 辻靖美藤王みつる真日龍子石川祐司 他