日本テレビ系土曜ドラマ枠(土曜21時)にて連続ドラマ『金田一少年の事件簿N(neo)』の第6話「金田一少年の決死行完結編」が2014年8月23日(土)に初回放送されました。主演の4代目金田一少年は山田涼介さんです。
今回は2022年にTVerで限定配信されていたものを視聴しました。
はじめちゃん(金田一一役:山田涼介さん)のだるままんじゅうに対する熱意がすごいです。だるままんじゅう食べたいです。
4代目【金田一少年の事件簿N】第6話の簡単あらすじ
殺人の容疑で追われることになった金田一一(山田涼介)は、道場龍(高橋楓翔)の協力の下、事件を追いかける。しかし、熱を出し金田一は倒れてしまう。
4代目【金田一少年の事件簿N】第6話のネタバレあり感想
以下、『金田一少年の事件簿N(neo)』第6話の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。
真壁部長の役割
真壁部長(真壁誠役:浅利陽介さん)は、剣持警部(剣持勇役:山口智充さん)の生死伝達という重要な役割で見どころを作ってくれて良かったです。
剣持警部が亡くなったことを聞いて?こっそりと泣いていた真壁部長がかわいいです。思わず応援したくなります。
原作ではめちゃめちゃ嫌われていたのに、こんなに愛しいキャラに仕上げてくれて、ドラマ関係者さん浅利さんありがとうございます。
畠山警部の役割
剣持警部については、畠山刑事(畠山高徳役:宮下純一さん)が間を取り持ってはじめちゃんをフォローしてくれるのかと思ったら全然違ってショックでした。
オリジナルキャラなのでしょうがないですかね。
銃の利き目が途中で変わったことは、トリックに気付かせるヒントなだけだったのかと少し不満で終わりかけたら、まさかの高遠さん(高遠遙一役:成宮寛貴さん)とチェンジしていたとは!
そりゃあ、ためらいもなくビル間を飛び越えますね。
どうせだったら、はじめちゃんの指名手配を決めたシーンですでに入れ替わってたら良かったんですが、あのとき畠山刑事の顔つきが変わったように見えたのはなんだったんだー!
畠山刑事の存在が思わせぶり過ぎて、もしかして畠山刑事が巌窟王じゃないかというミスリードを狙ってるのかとまで思いました。
犯人
犯人は龍くん (道場龍役:高橋楓翔さん)でした。
洞窟の生活で成長が止まり、成人しているけど見た目は子どもという、つらい状況を思い起こさせる状態でした。12年もあんな洞窟で生き永らえるなんて可能なんでしょうか。
どう考えても犯人は龍くんしかいないんですけど、できることなら他の人が犯人でいてほしかったです。
南さん(南麗子役:美波さん)へは初恋だったんですかね。
南さんのオーナーへの想いは、明言はありませんでしたが、オーナー=狩谷純くん(現在の龍くん)だと思っていたという解釈で良いのですかね。
南さんも龍くん(純くん)のことを覚えていてくれましたし、2人が歩む違う未来が見たかったなあと思いました。でもはじめちゃんという友達もできましたし、今からでも遅くないのかなと頑張ってほしいです。
あんなに顔が整っていて、演技もうまくて、子どもらしさもしっかりさも出せるなんて、どこでこの子役さんを連れてきたんだと思いました。
全ての元凶
お父さん(狩谷周平役:半海一晃さん)は金に強欲な人でしたが、食料は全て息子にあげていたんですね。
元をたどれば原因はお父さんなので、閉じ込めた3人以外に父親も恨んでおかしくないと思いましたが、龍くんにとっては良いパパだったんですね。にわかには信じられません。その優しさを少しでも周りに向けていてほしかったです。
高遠さんは、自分の勝率0%の相手を無理やり連れてきて龍くんの意思を無視して巻き込んだのに、計画が全て暴かれると龍くんを亡き者にしようとして、一番の目的は龍くんの命だったんじゃないのかと考えてしまいます。
神山さん(神山康介役:林泰文さん)と共に洞窟へ行った理由も明かされなかったですし、実は神山さんの目的(狩谷の絶命)を果たそうとしたとかだったら謎過ぎて面白いです。
催眠術師・川上さんの正体が高遠さんだったのも当たってうれしいです。
トリック
犯人が分かっていたので、5話の時点で全くトリックを考えていませんでした。
剣持警部のときは、鏡を使ったんだと直前に思い出しましたが、実際に見た刺された場所と、実際に刺された場所が反対でおぉ!となりました。
ドラマで立体的にしてもらっているのに、どこに鏡を置いたとかどういう位置関係になっていたとかは全く理解できませんでした。
赤い服の人物も、龍くんとは身長が違って見えたのですが、リアルにやった上でそういった見え方になったんでしょうか。
エレベーター内の証拠隠滅が慌ただし過ぎて、金田一少年の事件簿だなあとしみじみしました。
読書感想文
はじめちゃんの読書感想文の様子は分かりみが過ぎました。
私もサスペンスじゃなかったらとか、活字だったらとか、同じ立場だったら「面白かったです」くらいで終わってしまいます。
今回の事件中に巌窟王のあらすじを何人かに教えてもらっているのだからそれで頑張ってほしいです。
次回
次回は雪影村の事件です。この話はドラマ化されていたんですね。ということは7話以降は、私は見ていないのかもしれません。
原作はちょっといつもと雰囲気が違ったように思ったので、ドラマでも楽しみです。
4代目【金田一少年の事件簿N】第6話のキャスト(敬称略)
金田一一(不動高校2年、ミステリー研究部、名探偵・金田一耕助の孫):山田涼介(Hey! Say! JUMP)
七瀬美雪(不動高校2年、金田一の幼なじみ):川口春奈
佐木竜二(不動高校1年、ビデオおたく):有岡大貴(Hey! Say! JUMP)
真壁誠(不動高校3年、ミステリー研究部部長):浅利陽介
畠山高徳(刑事、剣持の部下):宮下純一
剣持勇(警視庁警部、畠山の上司):山口智充
高遠遙一(地獄の傀儡師、犯罪プロデューサー):成宮寛貴
黒河美穂(不動高校2年、映画研究部からミステリー研究部へ移籍):岡本あずさ
辻隼人(不動高校1年、映画研究部からミステリー研究部へ移籍):萩原利久
星野かなえ(不動高校1年、映画研究部からミステリー研究部へ移籍):小島あやめ
友利圭(神奈川県警刑事):佐藤二朗
松岡修治(IT投資家):KREVA
四之宮徹(古美術商):駿河太郎
道場龍(子どもコンシェルジュ):高橋楓翔
藤井文香(宝石商):伊藤裕子
神山康介(元投資コンサルタント):林泰文
狩谷周平(考古学教授):半海一晃
幼い麗子:キッド咲麗花
麗子の母親:川先宏美
リポーター:吉田亜子
店員:西島巧輔
南麗子(キングドラゴンホテル・オーナー秘書):美波
他