TBS系日曜劇場枠(日曜21時)にて連続ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の第5話が2021年8月1日(日)に放送されました。主演は鈴木亮平さんです。
エレベーター停止でMER出動はおかしいという感情が正しかったことに安堵しています。
妊婦さん(立花彩乃役:河井青葉さん)も同乗していたのは知りませんでした。
そこから大惨事になるとは夢にも思っておらず、なんでだよの連続でした。
【TOKYO MER】第5話の簡単あらすじ
東京海浜病院で入院中の民自党幹事長・天沼夕源(桂文珍)と医師・音羽尚(賀来賢人)、具合の悪そうな妊婦と、医師・喜多見幸太の妹が乗り合わせたエレベーターが、故障により途中停止する。音羽医師の画策でMERが出動。その後火災まで発生し、命の危険が迫る。
【TOKYO MER】第5話のネタバレあり感想
以下、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第5話の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。
予想以上の大所帯だけど良い連携
音羽先生(音羽尚役:賀来賢人さん)も喜多見先生(喜多見幸太役:鈴木亮平さん)も優秀な医者なので、言葉の端に紛れ込ませた妊婦さんに危機を伝えることができて良かったです。
MERが出動したら、(その時点では)ただのエレベーター故障にレスキュー隊もゾロゾロ来て、ビックリやら面白いやらでした。お偉いさんも集まり過ぎ。
そこからたまったほこりに火花が移り火事が発生して、煙が逃がせなくて、ワイヤーも切れだすなんて、本当レスキュー隊がいて良かったです。
これはとてもいいMERとレスキュー隊の連携でした。
千住隊長(千住幹生役:要潤さん)の、音羽先生へイヤホンマイクが入っていることを伝え忘れない伝言が的確で好きでした。
音羽先生と仲間
音羽先生が覚悟を決め、「人の命より大事なものなんてこの世にはないんです」といった後にMERメンバーの表情を映してくれるのが良かったです。
そして、もう駄目だと諦めかけた時にエレベーターが開いてMER全メンバーが集まったのが良かったです。
1人で駄目でも、みんなが集まれば救える命があるんだと実感できました。
冒頭の練習のかいもありました。
本当にMERのメンバーは優秀です。
これぞ音羽先生試練回でした。
赤ちゃんが助かった後、倒れる音羽先生を喜多見先生が抱き止めるのも良かったです。
気になる白金大臣
なんとか新しい生命が生まれた瞬間に立ち会って、感動しない人間がいるのでしょうか。
私は泣きました。
白金大臣(白金眞理子役:渡辺真起子さん)は目の前で見ていて、今回は大目に見ようと思わなかったのが不思議です。
赤塚都知事(赤塚梓役:石田ゆり子さん)が会見した手前強がっていますが、実は彼女も少しは心を動かしてくれたと願いたいです。
天沼幹事長……
喜多見先生の、天沼幹事長(天沼夕源役:桂文珍さん)を懐柔する手腕が華麗過ぎて笑っちゃいました。
それと同じ考えで、赤塚都知事も同じ方法で天沼幹事長を言い包め、音羽先生には官僚としての処分はなしになって良かったです。
これも、全て喜多見先生が天沼幹事長に救助を手伝わせたおかげですね。
天沼幹事長は、動くなと指示されているのにエレベーター内で容赦なく飛び跳ね続けた時にはイライラっとしました。
途中幹事長も体調不良になるのかと思ったら最後まで憎まれ役で苦笑いでした。
口止めの裏側
赤ちゃんの命を救ってくれた場面を目の当たりにして、そんな命の恩人の音羽先生に頭を下げさせるとは胸が痛いです。
これ、裏で依頼した人物が彩乃さんの耳に入ったら、逆にエレベーター内での出来事をチクってやろうかと私だったら思っちゃいます。
音羽先生に、今の仕事を目指す理由があったなんて考えたこともなくて、ただ偉くなりたいだけなんだろうとか思っていたのに、母親への思いが詰まってっていたなんてぜひ頑張ってほしいなと思いました。
意外な音羽先生
今まで、なんだかんだ言いつつ医者らしいところを見せてきた音羽先生なだけに、もっと早い段階で妊婦さん救助に乗り出すかと思いきや、ギリギリまで表向きは天沼幹事長のいいなりになっていて意外でした。
基本スタンスは医者<官僚なんですね。
ということは、意外と今まで口に出していた言葉は裏のない発言だったのかもしれません。
今回のことでMERをつぶそうという気はなくなったと思いたいです。逆に、やはり医師が危険な目に遭うのはおかしいと思い直してしまったかしら?
あと、音羽先生と涼香さん(喜多見涼香役:佐藤栞里さん)に恋が生まれそうな予感がしてたまりません。
次回
今回思いかけず音羽先生回で、次回は映像を見る限り冬木先生(冬木治朗役:小手伸也さん)が関わりそうな話なのでやはりスタッフメイン回をしてくれるのでしょうか。
予告で「ミンさん」って聞こえるけど(ホアン・ラン・ミン役:フォンチーさん)、聞き直したら千住隊長が冬木さんって言っているようにも聞こえるので楽しみです。
冬木先生に期待しています。でも全然小心者じゃなさそうで残念です。
【TOKYO MER】第5話のキャスト(敬称略)
喜多見幸太(MERチーフドクター、高輪の元夫):鈴木亮平
音羽尚(MERドクター、厚生労働省医系技官):賀来賢人
弦巻比奈(MER兼循環器外科研修医):中条あやみ
千住幹生(東京消防庁・即応対処部隊隊⻑):要潤
冬木治朗(MER麻酔科医):小手伸也
徳丸元一(MER臨床工学技士):佐野勇斗
喜多見涼香(幸太の妹、NPO法人キッズオレンジ):佐藤栞里
深沢陽斗(東京海浜病院・循環器外科研修医):佐藤寛太
ホアン・ラン・ミン(MER看護師):フォンチー
目黒大知(緊急危機管理対策室):猪塚健太
清川標(緊急危機管理対策室):工藤美桜
蔵前夏梅(MER看護師、病棟副看護師長):菜々緒
天沼夕源(民自党幹事長):桂文珍(特別出演)
久我山秋晴(厚⽣労働省医政局長):鶴見辰吾
駒場卓(緊急危機管理対策室室長、元ハイパーレスキュー隊隊長):橋本さとし
白金眞理子(厚⽣労働⼤⾂):渡辺真起子
高輪千晶(東京海浜病院・循環器外科医、幸太の元妻):仲里依紗
赤塚梓(東京都知事):石田ゆり子
立花彩乃(36週目の妊婦):河井青葉
東京海浜病院・病院長:藤田宗久
辰巳亮(即応対処部隊隊員):谷遼
湊佳宏(即応対処部隊隊員):髙木慧一
木場竜介(即応対処部隊隊員):米田敬
立花の主治医、東京海浜病院・産婦人科医:鈴木将一朗
粕谷(天沼の秘書):東康仁
赤塚の秘書:伊住聰志
赤塚の警護員:斉藤達矢
赤塚の警護員:高木悠暉
宮城誠弥(緊急危機管理対策室):佐藤聖也
入谷洸平(緊急危機管理対策室):正木航平
沼田奏和、島田理史、毛利昂人、大山竜一、Sawa、安里奈、ふるかわいずみ、牧佳子、安亜希子 他