【TOKYO MER~走る緊急救命室~】最終回11話ネタバレあり感想/喜多見先生はポジティブが良い

TOKYO MER~走る緊急救命室~11話感想TOKYO MER~走る緊急救命室~

TBS系日曜劇場枠(日曜21時)にて連続ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の最終回・第11話が2021年9月12日(日)に放送されました。主演は鈴木亮平さんです。
最終回は15分拡大放送です。

いい意味で泣きどころが多くてしんどかったです。
今までの頑張りとか衝突とか思い出してじーんとしました。

でも、涼香さん(喜多見涼香役:佐藤栞里さん)を変なふうに退場させたのは忘れません。

【TOKYO MER】第11話の簡単あらすじ

妹を亡くし活力を失う喜多見幸太(鈴木亮平)。他のMERメンバーは、MER存続のために最終審査会に臨む覚悟を決める。そんな中同時テロが発生してしまう。

【TOKYO MER】第11話のネタバレあり感想

以下、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第11話の感想です。ネタバレが含まれますのでご注意ください。

公安来訪

南さん(南役:三浦誠己さん)が出てきてちょっとうれしかったですけど、喜多見先生(喜多見幸太役:鈴木亮平さん)の光が当たりまくった部屋が似合わなくて苦笑いでした。

MERの公安は暗いところのほうが似合いますね。

月島さん(月島しずか役:稲森いずみさん)も最終回で急にキャラ変かのごとく、いい人寄りになっていました。利害が一致するとこんなに近寄ってくるんですね。でもクールさは変わりません。

中間管理職的危機管理対策室

危機管理対策室は、喜多見先生が入院しているのを知っていて出動要請を流してきているんですか?
他のスタッフは病院から出動禁止されているのを知っていますよね?それとも、言ってみたら違反してでも出動すると思っているんですか?

地味にイラっとしました。
いったんMERに確認を取らないといけない制度に挟まれた側はつらいですね。

しつこく出動要請を出し続けた結果、喜多見先生以外が病院を振り切って出動してくれました。
喜多見先生ならどうにかなるだろうと思うけど、他の人だと病院を辞めさせられちゃうのじゃないかとヒヤヒヤしました。

ポジティブな喜多見先生が見たい

喜多見先生が落ち込んでいるのが、思ったより受け入れられませんでした。

周りの気持ちを考えずに、自分のポジティブさで突き進んできた人だったのに、身内を亡くすとこんなにも自分のことは放っておいてくれって感じになるのかと。

他のみんなが頑張ってるのに何やってるんだ!と思いますが、高輪先生(高輪千晶役:仲里依紗さん)が代わりに言ってくれたのでいいです。

喜多見先生が立ち直ったのは、高輪先生だけでなくて今までのみんなの頑張りがあったおかげだなあと思うと、無事復活してくれて良かったです。

一番失いたくないのは?

妹さんが亡くなった今、喜多見先生が一番失いたくないのは、私はMERという場所なのかなと思ったのですがドラマ内で明言はなかったですね。

あの感じだと、赤塚知事とも取れるし、元奥さんの高輪先生とも取れるし、何を誰を選んだのでしょう。気になります。

プレゼントボックス

子どもたちがボックスを持ってきたときに、「それがあったかー!」ってなりました。

これは、涼香さんの、感動的なメッセージが入っていて、絶対、泣くやつ、と妄想して泣きました。

実際には意外と簡潔なメッセージだったので涙は止まったんですが、子どもたちの絵がとても良かったです。

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覚醒の白金大臣

白金大臣(白金眞理子役:渡辺真起子さん)は、最終回にしてやっと覚醒してくれました!長かったです!

できれば赤塚知事(赤塚梓役:石田ゆり子さん)の言葉がなくても行動してくれるとうれしかったです。MER最終審査会で、満場一致の反対を押し切って独断で賛成してくれるのが1番良かったんですがね。

待ちに待った展開だったので、白金大臣がMERを止める厚労省職員(宮坂宏樹役:大塚ヒロタさん)に指示を出すところから白金大臣ターンは涙が止まりませんでした。

県外の救急車が続々と集まってくるのには感動しました。

その後、MER以外のお医者さんが現場にいないと知ったときは悲しかったです。DMATの方々は、喜多見先生が来る直前に帰ってしまわれたのでしょうか……。

赤塚知事の手術をするために文科省に手を回したのは職権乱用だなと思いましたが、現役知事の生命に関わることだからいいんですかね?裏で手を回されてストップが掛かっていただけかもしれませんしね。

死者1人で心臓移植発生かと以前私は妄想していましたが、よく考えたら事故現場で脳死はほぼないのであり得ない話でした。

どうかと思う人たち

最終審査会では、外で大変なことが起きていて、映像も映し出されているのに、喜多見先生をこき下ろして笑っていられる人たちの気がしれません。

ここも危ないんじゃないかとか心配にならないんですかね?
審査会が中止になるレベルだと思いますけど……。

天沼幹事長(天沼夕源役:桂文珍さん)が最後まで上から目線で音羽先生(音羽尚役:賀来賢人さん)に、霞ヶ関からは出ていってもらうとか言っていますけど、この件が片付いたときに今の地位に座っていられると思わないでよ?と怒りに震えていたら、ギリギリでしたが白金大臣が天沼幹事長を切り離してくれて感謝しました。

シンクロ

最終審査会で音羽先生は喜多見先生の言葉をパクり、現場では以前の喜多見先生と同じ状況に陥り、1話で尺を稼ごうとしてる?ってなりましたけど、全て演出で良かったです。そりゃそうなんですけど。

現場では、喜多見先生と音羽先生の立場が全く入れ替わり、当時の音羽先生のセリフを喜多見先生がまねるというのは粋だなと思いました。

それでも、医療従事者の命に危険がさらされる状態はどうにかしてもらいたいというのは変わらないです。

やっぱりSITが好き

SITの新井隊長(新井将兵役:山田純大さん)が手伝いに来たときに涙がぶわっと反射的に出てきて、SITの回良かったわーと思い返されました。

これはSITが参加する事案なんですかね?絆を感じました。

中野さん(中野悟志役:濱正悟さん)も業務に復帰していて回復力に驚かされます。

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最後はシュールに

椿さん(エリオット・椿役:城田優さん)に関しては、ケガさせておいて治療するみたいな、何だかシュールな絵でぽかんとしてしまいました。

まあ、あの状態で喜多見先生が治療を言い出さなかったら幻滅していたとは思うんですけど。けど。

麻酔銃的な、一時的に気を失わせる何かじゃ駄目だったんですかね。公安が攻撃も辞さないことは分かっていたはずなので、俺は救いますよって月島さんにアピールが必要でしたかね。

勝手に国民の血税を使うなって、ちょっと前に天沼幹事長からくぎを刺されているのに複雑でした。

椿さんは最初から最後まで喜多見先生を目の敵にする理解のできなさでしたが、再び命を救われたことで、助けて良かったと思えるような言動をしてくれるといいなと思います。

まとめ

政府所有の施設も狙われたのでもっと大ごとになるのかなと思ったのですが、意外とすんなりと終わったという印象でした。

時間が足りなかったのか。

1、2話で感じた臨場感からするともっとやれたのではないかという気もします。

でも無事MERが無事発足され、白金大臣がMER業務を受け持つのかと思いきや赤塚知事も復活して良かったです。また2人の協力も見たいです。

TOKYO MER 総評

こちらから向かう医療を目指しているだけあって、安全対策には目をつぶらざるを得ないのはどうしても受け入れられないジレンマはありましたが、それはそれ、これはこれ。ヒリヒリする臨場感に毎話楽しんで見ることができました。

正式に活動できることになったMERの活躍も見てみたいですし、終わりの海上保安庁を巻き込んだ騒動も見てみたかったです。

2023年に映画化も決まって、さらに成長したメンバーと一層盛大なスケールでの救命ストーリーが見られると思うと楽しみです。

【TOKYO MER】第11話のキャスト(敬称略)

喜多見幸太(MERチーフドクター、高輪の元夫):鈴木亮平
音羽尚(MERドクター、厚生労働省医系技官):賀来賢人
弦巻比奈(MER兼循環器外科研修医):中条あやみ
千住幹生(東京消防庁・即応対処部隊隊⻑):要潤
冬木治朗(MER麻酔科医):小手伸也
徳丸元一(MER臨床工学技士):佐野勇斗
喜多見涼香(幸太の妹、NPO法人キッズオレンジ):佐藤栞里
深沢陽斗(東京海浜病院・循環器外科研修医):佐藤寛太
南(公安部外事第四課理事官):三浦誠己
新井将兵(SIT隊長):山田純大
ホアン・ラン・ミン(MER看護師):フォンチー
三好(公安部外事第四課):内村遥
中野悟志(SIT主任、班長):濱正悟
目黒大知(緊急危機管理対策室):猪塚健太
清川標(緊急危機管理対策室):工藤美桜
辰巳亮(即応対処部隊隊員):谷遼
湊佳宏(即応対処部隊隊員):髙木慧一
小菅康人(即応対処部隊隊員):湯川尚樹
蔵前夏梅(MER看護師、病棟副看護師長):菜々緒
月島しずか(公安部外事第四課課長、警視正):稲森いずみ
エリオット・椿(LP9関係者):城田優
天沼夕源(民自党幹事長):桂文珍(特別出演)
久我山秋晴(厚⽣労働省医政局長):鶴見辰吾
駒場卓(緊急危機管理対策室室長、元ハイパーレスキュー隊隊長):橋本さとし
白金眞理子(厚⽣労働⼤⾂):渡辺真起子
高輪千晶(東京海浜病院・循環器外科医、幸太の元妻):仲里依紗
赤塚梓(東京都知事):石田ゆり子

宮坂宏樹(厚生労働省職員):大塚ヒロタ
東京海浜病院・小児科医:平野貴大
大橋(天沼の秘書):桜井聖
東京海浜病院・病院長:藤田宗久
木場竜介(即応対処部隊隊員):米田敬
公安刑事:藤井宏之
公安刑事:黒岩司
公安刑事:大野瑞生
赤塚の秘書:伊住聰志
東京海浜病院看護師:安里奈
即応対処部隊隊員:錦織聡
入院中の女の子:つむぎ
入院中の女の子:野田あかり
宮城誠弥(緊急危機管理対策室):佐藤聖也
入谷洸平(緊急危機管理対策室):正木航平
千葉県DMAT:Sawa
公安刑事:小笠原遥
公安刑事:小瀬村彗斗
赤塚の警護員:斉藤達矢
赤塚の警護員:高木悠暉
 境浩一朗朝見心島田理史ふるかわいずみ牧佳子片倉いろは中川昌弘有園ゆり千田紗由美 他